テーパゲージ(プラグとリング)を製作します。

本日は弊社のテーパーゲージ加工事例をご紹介します。

非常に高い精度が求められるゲージ加工の中でも、

傾斜がつくことで更に加工難易度の高いテーパーゲージですが、

弊社ではこの製作を得意としております。

 

材質SKS3を使用し、ソルト焼入れを実施して焼入れのムラが発生しないようにします。

テーパ部の研磨は立型研削盤で加工する事により、円形状に自重の影響が出ません。

テーパの当たり検査につきましては、ブルーペーストを薄く均一に塗り、プラグとリングを当て回転させずに抜きます。

通常80%とされている当たり率ですが、当社では95%を確保します。

 

 

 

他社ではこれらふたつの製品を内研機・外研機それぞれ別々に研磨することが一般的ですが、

オオツカハイテックでは両方とも立型研磨機で対応できる為、テーパーの角度誤差が少なくなります。

 

また、加工中の中間検査を3度行い、角度・寸法を調整しながら当たりを見極めることで、

精密な寸法管理を可能としています。

 

その他、古くなったゲージを修正し、当たり調整をすることもできます。

 

高精度のゲージ加工にお悩みの方は是非、オオツカハイテックにお声がけください。

喜んで御見積させて頂きます!