テーパゲージ(プラグとリング)を製作します。
投稿日:2022.08.04
本日は弊社のテーパーゲージ加工事例をご紹介します。
非常に高い精度が求められるゲージ加工の中でも、
傾斜がつくことで更に加工難易度の高いテーパーゲージですが、
弊社ではこの製作を得意としております。
材質SKS3を使用し、ソルト焼入れを実施して焼入れのムラが発生しないようにします。
テーパ部の研磨は立型研削盤で加工する事により、円形状に自重の影響が出ません。
テーパの当たり検査につきましては、ブルーペーストを薄く均一に塗り、プラグとリングを当て回転させずに抜きます。
通常80%とされている当たり率ですが、当社では95%を確保します。
他社ではこれらふたつの製品を内研機・外研機それぞれ別々に研磨することが一般的ですが、
オオツカハイテックでは両方とも立型研磨機で対応できる為、テーパーの角度誤差が少なくなります。
また、加工中の中間検査を3度行い、角度・寸法を調整しながら当たりを見極めることで、
精密な寸法管理を可能としています。
その他、古くなったゲージを修正し、当たり調整をすることもできます。
高精度のゲージ加工にお悩みの方は是非、オオツカハイテックにお声がけください。
喜んで御見積させて頂きます!